PS4・PS4Proに適したオススメPCモニター・PCディスプレイ・テレビを紹介します!
4K、HDRなどに対応したTV、PCモニターだけでなく、HDR非対応ながら安価でオススメな液晶ディスプレイなどをまとめて紹介!
内容
4K・HDRについて
新型PS4はHDR対応(既存のPS4もバージョンアップにて対応)、PS4proはさらに4K出力に対応することになりました。
オススメなモニターを紹介する前に知っておきたいポイントを紹介します。
4K・HDR
現在販売されているPS4はHDRに対応、PS4Proはさらに4K出力にも対応しています。
まずは4KとHDRがどういうものかについて、簡単に紹介したいと思います。
4K
4Kは大半の方がご存じだと思いますが解像度のことです。
横縦ピクセルが3840×2160となり、より高画質な映像が楽しめます。
Kはキロのことです。
1km = 1000mからわかるように1Kは1000を意味します。、
横ピクセルが3840(約4000)なので4Kと呼ばれています。
HDR
High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)の頭文字を取った技術。
映像の明暗の表現できる幅が従来に比べ大幅に向上されています。
明るい場所と暗い場所のコントラストが高くなり、より鮮明でリアルな描写が可能となります。
明るさの度合いを表す単位。
HDR対応といっても機種によりこの値は変わってきます。
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液晶パネル(TN、VA、IPS)の違いについて
液晶パネルは駆動方式の違いによって、大きくTN、VA、IPSの3タイプが存在します。それぞれにメリット・デメリットがあるので簡単にチェックしておきましょう。
メリット:低コストで安価、応答速度に優れる
デメリット:視野角による輝度変化や色変化が大きい、中間調の応答速度は低下する傾向にある
VAパネル
メリット:コントラスト比が高く、黒の深みやコントラストといった表現力が高い
デメリット:中間調の応答速度は低下する傾向にある
IPSパネル
メリット:高品質な発色、広い視野角を持ち画質も良い。階調全域で応答速度が安定するため表示が安定する。
デメリット:応答速度は他と比べ遅め(最近はかなり改善され、そこまで気にするほどではないと思います)
【おすすめ】最新モデル(HDR対応)でのおすすめPCモニター・液晶ディスプレイ
HDRに対応した液晶ディスプレイからオススメを紹介!
27UL600-W
LG モニター ディスプレイ 27UL600-W 27インチ/4K/DisplayHDR400/IPS非光沢/HDMI×2、DisplayPort
2018年11月 | |
27インチ/ノングレア/IPS液晶 解像度:3840×2160/リフレッシュレート:60Hz 輝度(標準値):350cd/㎡ 輝度(ピーク時):400cd/㎡ 応答時間:5ms(GTG High) コントラスト比:1,000:1 入力端子:HDMI2.0 x2 / Display Port1.4 x1 スピーカー:× HDCP:2.2 HDR10/DisplayHDR 400対応 |
2018年11月より発売となったLGの27インチIPS液晶モニター。
LGの高コスパ・人気モデル「27UK600-W」の後継機にあたる製品であり、IPSパネル採用・フレームレスデザイン・DisplayHDR 400対応といった点が特徴。
上で登場した「VESA DisplayHDR 400」は、映像周辺機器の標準化団体「VESA」が新たに策定した基準です。
「HDR 10」に対応していることは前提として、輝度の明るさや暗さ・ピーク時の明るさ・色再現性などのスペックが基準値を超えていて、なおかつ品質検査をクリアした製品に与えられる基準になります。
4K・HDR対応モデルのモニターとしてはかなりコスパが良くスペック面も優秀。今モニターを選ぶなら有力候補の1つと考えて良いでしょう。
27ULシリーズについて
27ULシリーズは600-W以外に650-W、850-Wと合計で3つのモデルが存在します。ちなみに「27UL600-W」はスタンドが簡略化されたAmazon限定モデルとなります。
600-Wと650-Wの違いはスタンドの高さ調節機能・ピボット対応の有無です。上で紹介した600-Wにはこれらの機能はありません。
850-Wは650-Wの上位機種となっており「ハードウェアキャリブレーション対応」「USB Type-C端子」「高音質のスピーカーMaxxAudio」を搭載しています。
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EL2870U
BenQ ゲーミングモニター ディスプレイ EL2870U 27.9インチ/4K/HDR/TN/1ms/FreeSync対応/HDMI×2/DP1.4/スピーカー/アイケア機能B.I.+
2018年4月11日 | |
27.9型/TN液晶の4K UHD (3840 x 2160)解像度 中間色応答速度:5ms/1ms(GtoG) 輝度:250cd/㎡ コントラスト比:1000:1 視野角(左右/上下) :170°/160°(CR>=10) HDR10対応 入力端子:HDMI2.0 x2 / Display Port1.4 x1 スピーカー:2W x2 Bright Intelligence+/フリッカーフリー/ブルーライト軽減機能 |
BenQによる4K・HDR対応の、50000円を切るような価格で購入出来るゲーミングモニターです。27.9インチというデスクに置いても使えるし大きさとしても十分なサイズですね。
液晶にはTNパネルを採用しており、5ms/1ms(GtoG)という優れた応答速度を誇ります。
その代わりIPS液晶に比べて視野角によって色の見え方が変わってしまったり、画質も劣ってしまいますが、激しい動きのあるゲームをメインにプレイする方には良いモニターという感じでしょうか。
またBenQ独自のアイケア技術「Bright Intelligence+」を採用。室内の環境照明を検出、暗いシーンをより鮮明に写し、明るいシーンが露出過度とならないように自動で調整して、目への負担を軽減させることが出来ます。
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EX-LD4K271DB
I-O DATA 4Kモニター 27型 4K(60Hz)/HDR/ADSパネル/HDMI×3/DP×1/3年保証 EX-LD4K271DB
2018年7月 | |
27型/ADS液晶の4K(3840×2160)解像度 中間色応答速度:14ms[GTG](オーバードライブレベル1設定時:約7ms[GTG]/オーバードライブレベル2設定時:約5ms[GTG]) 輝度:300cd/㎡ コントラスト比/1200万:1(通常1,000:1) 視野角(左右/上下) :上下:178° 左右:178° HDR10対応 入力端子:HDMI2.0 x3 / Display Port1.4 x1 / アナログRGB x1 スピーカー:2W x2 フリッカーレス/ブルーリダクション機能 |
I-O DATAが販売する40000円前後という低価格なHDR10対応・4Kモデルの液晶モニターです。
上で紹介した同価格帯のBenQのEL2870Uとは異なりADSパネル(IPSパネルと構造は同じモノ)を採用しており、視野角が広く画質も良いモニターです。様々な入力端子を備えている点もポイント高いです。
給電可能なUSBポート(3.0A)も搭載しており地味に便利です。
映像にメリハリをつけて鮮やかな描画を実現する「エンハンストカラー」機能を搭載。コンテンツに合わせて調整することも可能。
ゲームや映像編集など様々な用途に適したモニターと言えるでしょう。
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【2K】EW277HDR
BenQ モニター ディスプレイ EW277HDR HDR対応/27インチ/VA/4ms/D-Sub,HDMI/スピーカー搭載
27型/VA液晶の2K(1920 x 1080)解像度 応答速度:4ms[GTG] 輝度:300cd/㎡(HDRピーク時:400 cd/㎡) コントラスト比:3000:1 (DCR 2000万:1) 視野角(左右/上下) :上下:178° 左右:178° HDR10対応 入出力端子:HDMI2.0 x2 / ミニD-sub15ピン x1 スピーカー:2W x2 |
HDR対応のモニターの主流サイズは27インチ以上、それに伴い解像度は4Kに対応しており、その結果お値段がそれなりに高い商品ばかりになっています。
そんな中、「EW277HDR」は2K解像度でHDR対応という珍しいモニターです。
Rec. 709のカバー率は100%、DCI-P3のカバー率は93%を誇り、鮮やかな明るさを表現。本モニターは4Kではなく2K(フルHD)となっていますがHDRにも対応しており、映像表現自体は他のモニターに引けを取りません。
フルHDモニターの中ではかなり綺麗な映像を楽しめるモニターと言ってよいでしょう。
30,000円を切るというHDR対応にしては手が届きやすい価格となっている点も魅力です
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HDR非対応でのおすすめPCモニター・液晶ディスプレイ
HDRに対応していませんが、安価で通常のPS4などにもオススメなモニターです。
【安価】ASUS VP228HE
ASUS ゲーミングモニター 21.5型FPS向き/1ms/TN/HDMI×1/D-sub/スピーカー内蔵/ブルーライト軽減/VESA/3年保証 VP228HE
12,000円前後 | |
21.5型ノングレアTN液晶・解像度:1,920×1,080 輝度:200cd/㎡ 中間色応答速度:1ms コントラスト比(ASCRオフ時):100000000:1 視野角:水平90°、垂直65° 映像入力端子:HDMI / D-Sub 15ピン スピーカー:1.5W×2 フリッカーフリー / ブルーライト軽減 |
HDR対応ではないので注意。
こちらは1ms[GTG]の高速応答に対応した安価なゲーミング液晶ディスプレイです。
VividPixelテクノロジーにより、オブジェクトのアウトラインを強調・彩度を最適化することにより、メリハリのある美しい映像が楽しめます。
また画面上にゲーム用の照準(4種類)、やカウントダウンタイマーなどを表示できるGamePlus機能を搭載しています。1msという応答速度やこのような機能があるので、安価でゲームに特化したモニターが欲しいという方にはオススメです。
サイズは21.5、24、27、28インチの4種類のバリエーションが用意されています。(価格は各自確認してください)
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【安価】I-O DATA EX-LDGC251TB
I-O DATA ゲーミング モニター 24.5型 FPS向き/0.8ms/TNパネル/HDMI×2/DP×1/VESA/3年保証 EX-LDGC251TB
16,000円前後 | |
24.5型ワイド LED/ノングレアTN液晶/解像度:1,920×1,080 輝度:250cd/㎡ 中間色応答速度:0.8ms(オーバードライブレベル2設定時) コントラスト比:1000:1 視野角:上下160° 左右170° 入力端子:HDMI x2/アナログRGB x1/DisplayPort x1 スピーカー:2W×2 フリッカーレス/ブルーリダクション機能 |
HDR対応ではないので注意。
こちらはI-O DATA製の安価モデルなモニター。
応答速度は非常に高速な0.8ms[GTG]。動きの激しい映像やゲームでも残像感を低減した映像表現を実現しています。
Game、FPS、RPGなどのコンテンツに応じた映像表示が出来る画面モード(好みに応じた調整も可能)なども特徴的です。
他にもゲームの暗いシーンを鮮明に映し出す「Night Clear Vision」機能を搭載。暗闇に隠れた敵や変化を見逃さずゲームを満喫することが可能です。
PS4(Pro)用ならリフレッシュレートは60HzでOK!
EX-LDGC251TB | 0.8ms・60Hz |
EX-LDGC241HTB2 | 0.7ms・144Hz |
EX-LDGC251UTB | 0.6ms・240Hz |
本モニターには型番が微妙に違う応答速度・リフレッシュレートの性能が高い上位モデルが存在します(上の表の下二つ。)
リフレッシュレートはモニター側が秒間で何回映像を切り替えられるかを示した値です。60Hzなら秒間60回、120Hzなら秒間120回といった感じで高いほどより滑らかな映像を楽しる事になります。
ここまで聞いて「じゃあリフレッシュレートが高い方が良いじゃないか」と思う方もいると思いますが、これはあくまでモニター側の性能です。120Hzのモニターで秒間120回の画像を描画するには、その映像自体がそもそも秒間120枚で構成されている必要があるのです。
元の映像が秒間何枚の映像で構成されているかは「フレームレート」という値で表現されます。(例えば60FPSなら秒間60枚の映像で構成されていることになる)
そして気になるPS4のゲームのフレームレートですが、残念ながら30FPS~60FPSで固定となっています。つまりどんなにリフレッシュレートが高いモニターを使ったとしても60FPS以上にはならないという事です。
- 60FPSの映像→60Hzのモニター=1秒間に60回描画
- 60FPSの映像→120Hzのモニター=1秒間に60回描画
そもそもの映像が毎秒60回描画なので、60回しか描画できない。
PS4/Pro用は60HzでOkです。
なので、このモデルでは「EX-LDGC251UTB」がオススメ!上位モデルと比べてお手頃価格なのもGOOD!
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まとめ
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勉強になりました(^O^)!