明日1月21日から各店舗で予約が始まるニンテンドースイッチ、そのローンチソフトは現在判明しているだけで8本となっています。
巷では「少ない」などといった声も聞こえてきますが実際の所はどうなのか、他のハードと比べてみることにしました。
内容
ローンチタイトル
新しいゲーム機が発売された際、同時に発売されるソフトのこと。
麻雀や将棋のソフトが入っていることが多い。
各ハードのローンチタイトルをチェック
- PS3以降のハードをチェック
- 配信専用はカウントから除外(フルプライスではないタイトルも含むので、今回は除外しました。タイトル自体は記載しています)
PlayStation3
PlayStation3
メーカー | ソニー・コンピュータエンタテインメント |
発売日 | 2006年11月11日 |
ローンチ | 5本 |
- GENJI -神威奏乱-
- RESISTANCE〜人類没落の日〜
- 機動戦士ガンダム Target in Sight
- 宮里三兄弟内蔵 SEGA GOLFCLUB
- リッジレーサー7
- 麻雀格闘倶楽部 全国対戦版(5日後)
PS3のローンチは5本です。(5日後に発売された「麻雀格闘倶楽部 全国対戦版」を入れれば6本)
ローンチとしてカウントはしていませんが、DL専売ソフトの「BLAST・FACTOR」もあります。
ラインナップとしてはPS2で発売された「GENJI」の続編である「GENJI -神威奏乱-」、SCE制作のFPS「RESISTANCE〜人類没落の日〜」など、良く言えばコアなタイトルが並びます。
本数はかなり寂しいですね。
5~6万円という本体価格に対して、購入の動機となりうるタイトルは用意できてないという印象です。
強いて言えばリッジレーサー7くらいですかね?
Wii
Wii
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 2006年12月2日 |
ローンチ | 16本 |
- Wii Sports
- おどるメイド イン ワリオ
- ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス
- はじめてのWii
- カドゥケウスZ 2つの超執刀
- Elebits
- ネクロネシア
- スーパーモンキーボール ウキウキパーティ大集合
- スイングゴルフ パンヤ
- ウィングアイランド
- コロリンパ
- SDガンダム スカッドハンマーズ
- 縁日の達人
- たまごっちのピカピカだいとーりょー!
- クレヨンしんちゃん 最強家族カスカベキング うぃ〜
- レッドスティール
Wiiのローンチタイトルは16本。
Wiiリモコンの機能を活用しライトユーザーも遊びやすい、日本では350万本、全世界で8000万本以上の売上(海外は本体同梱)を記録した「Wii Sports」、ゼルダの伝説シリーズ20周年の時期に発売された「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」など、バラエティに富んだラインナップとなっています。
ニンテンドー3DS
ニンテンドー3DS
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 2011年2月26日 |
ローンチ | 8本 |
- nintendogs + cats(トイ・プードル、フレンチ・ブル、柴)
- ウイニングイレブン 3DSoccer
- コンバット オブ ジャイアント ダイナソー3D
- スーパーストリートファイターIV 3D EDITION
- 戦国無双 Chronicle
- とびだす!パズルボブル
- 3Dリッジレーサー3D
- レイトン教授と奇跡の仮面
3DSのローンチタイトルは8本。(「nintendogs + cats」は3バージョンありますが1本としてカウント)
本数はニンテンドースイッチと同じですね(2017/01/20現在)。
任天堂のソフトは「nintendogs + cats」の1本のみとなっており、ソニーハードのローンチとしてお馴染みの「リッジレーサー」シリーズなどといったサードパーティの作品が大半を占めています。
PlayStation Vita
PlayStation Vita (プレイステーション ヴィータ) 3G/Wi-Fiモデル
メーカー | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
発売日 | 2011年12月17日 |
ローンチ | 20本 |
- BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT EXTEND
- ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3
- 真・三國無双 NEXT
- F1 2011
- ASPHALT:INJECTION
- 麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版
- 地獄の軍団 Army Corps of Hell
- ロード オブ アポカリプス
- 忍道2 散華
- パワースマッシュ4
- アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり
- みんなのGOLF 6
- モンスターレーダー
- 真かまいたちの夜 11人目の訪問者
- ドリームクラブZERO ポータブル
- 魔界戦記ディスガイア3 Return
- 塊魂 ノ・ビ〜タ
- リッジレーサー
- ダーククエスト 〜Alliance〜
- マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンスHD
- AR COMBAT DigiQ -ともだち戦車隊-(DL専売)
- サワリ・マ・ク~ル!(DL専売)
Vitaのラインナップは20本とかなり多い!
目玉ソフトは「アンチャーテッド 地図なき冒険の始まり」でしょうか。PS、PS2の時と比べ、ソニー自体もローンチに力の入れたタイトルを発売するようになってきました。
DL専売タイトルは除外して集計していますが、歴代ハードでローンチが最も多かったタイトルはゲームボーイアドバンスの30本です。
(英語を聞く事が目的のソフト「EZ-TALK 初級編1~6」は個別にカウント)
ただ本数こそ多いものの、ローンチ常連の無双や他機種からの移植作品も多く、パンチに欠けるラインナップですね。
また、PS系列ハードのローンチ常連であった「リッジレーサー」もVitaを最後に新作が出ていません(性格には日本未発売の「リッジレーサー アンバウンデッド」が最後)
日本のPSPlusフリープレイではVitaのソフトが結構豪華です。
ローンチ20本の内、9タイトルがフリープレイとして提供されています。
WiiU
Wii U
メーカー | 任天堂 |
発売日 | 2012年12月8日 |
ローンチ | 11本 |
- New スーパーマリオブラザーズ U
- Nintendo Land
- FIFA13 ワールドクラスサッカー
- Mass Effect 3 特別版
- NINJA GAIDEN 3: Razor’s Edge
- モンスターハンター3(トライ)G HD Ver.
- 無双OROCHI2 Hyper
- 鉄拳タッグトーナメント2 Wii U EDITION
- アサシン クリード III
- ZombiU
- バットマン:アーカム・シティ アーマードエディション
WiiUのローンチは11本。
「New スーパーマリオブラザーズ U」、「Nintendo Land」、「ZombiU」以外のタイトルは移植作品となっており、ニンテンドースイッチと似た状況になっています。
ZombiUも少しは売れたか。
PlayStation4
PlayStation 4
メーカー | ソニー・インタラクティブエンタテインメント |
発売日 | 2014年02月22日 |
ローンチ | 12本 |
- 龍が如く 維新!
- NBA 2K14
- アサシン クリード IV ブラック フラッグ
- KNACK
- KILLZONE SHADOW FALL
- ニード・フォー・スピード ライバルズ
- バトルフィールド4
- FIFA 14 ワールドクラスサッカー
- 真・三國無双7 with 猛将伝
- 信長の野望・創造
- コール オブ デューティ ゴースト
- トゥームレイダー ディフィニティブ エディション
- プレイルーム(DL専売)
- RESOGUN(DL専売)
- サウンドシェイプ(DL専売)
- Doki-Doki Universe(DL専売)
- Flowery(DL専売)
- flOw(DL専売)
- Escape Plan(DL専売)
- とってもE麻雀ぷらす(DL専売)
- ストライダー飛竜(DL専売)
- Don’t Strave: Console Edition(DL専売)
- Contrast(DL専売)
- 鬼斬(DL専売)
- ドリームクラブ ホストガール オンステージ(DL専売)
- Warframe(DL専売)
- ニコリのパズル4 数独(DL専売)
ローンチは12本、配信専用のタイトルは15本もあります(今回配信専用は除外しています)。
ラインナップはPS3と比べ、洋ゲーの比率が増えています。
ゲームのタイプとしては似たような作品が多い上に、PS3で既に発売されたソフトも多く、オリジナルタイトルが少ないです。
本数は配信専用ソフトも加えれば十分ですね。
Xbox One
Xbox One
メーカー | マイクロソフト |
発売日 | 2014年9月4日 |
ローンチ | 18本 |
- 無双OROCHI2 Ultimate
- プラント vs. ゾンビ ガーデンウォーフェア
- MURDERED 魂の呼ぶ声
- トゥームレイダー ディフィニティブエディション
- ニード・フォー・スピード ライバルズ
- バトルフィールド4
- ウォッチドッグス
- Wolfenstein: The New Order
- コール オブ デューティ ゴースト 吹き替え版
- Forza Motorsport 5
- ライズ:サン・オブ・ローマ
- アサシン クリード IV ブラック フラッグ
- Thief
- ズンバ フィットネス ワールドパーティ
- タイタンフォール
- Kinect スポーツ ライバルズ
- ズー タイクーン
- デッドライジング3
- Halo: Spartan Assault(DL専売)
- Max: The Curse of Brotherhood(DL専売)
- LocoCycle(DL専売)
- Warframe(DL専売)
- Powerstar Golf(DL専売)
- Killer Instinct(DL専売)
- Crimson Dragon(DL専売)
- チャイルド オブ ライト(DL専売)
- ストライダー飛竜(DL専売)
- Dance Central Spotlight(DL専売)
- トライアルズ フュージョン(DL専売)
- METAL GEAR SOLID V: GROUND ZEROES(DL専売)
- Dead Rising 3: Apocalypse Edition(DL専売)
Xbox Oneのローンチは18本とかなり気合が入っています。
ただし、本数の多さはXbox Oneの日本での発売が遅かった、という事が大きいと思います。(最速は2013/11/22、日本は2014/9/4)
日本での売上は芳しくなく、日本での2016年本体売上は1万にも満たなかったようです。
まとめ
- 近年のハードと比べると、ニンテンドースイッチのローンチタイトルは極端に少ないと言うほどではない
- ゲーム開発の規模が大きくなっているので、ローンチには移植作品が多くなってしまう傾向がある
Take a look at a sampling of titles for #NintendoSwitch from Nintendo and our third party partners coming this year with more on the way! pic.twitter.com/aYSizTQDsS
— Nintendo of America (@NintendoAmerica) 2017年1月13日
おまけ:大事なのは量ではなく質だから!
SFCのローンチは2本とかなり少ないですが…。
任天堂は昔は、ソフトは少なくとも何かしらのヒットはしてたものなのに、Wii Uではテンプレートなあのマリオや、Wii Uならではのゲームって感じのが後にも先にもNintendo Landだけだったのであまりヒットしなかったのかもですね。近年の他機種がオンラインの実績に対応してるからみんなそっちを買う傾向があったのかも…。
この結果次作では移植ソフトが多め…とも言えますね。LEGOの警官のゲームもその内の一つですし。