2017年5月にPSPlusフリープレイとして提供されたPSVita用ソフト『Severed(セヴァード)』をプレイしての感想、レビューなどを書いていきたいと思います。
Severed(セヴァード)
メーカー | Drinkbox Studios |
ジャンル | アクションRPG |
ハード | Vita |
公式サイト | 公式サイトへ移動 |
レイヤーは片腕の戦士「サーシャ」となり、消えた家族を探しだすために奇怪な世界をさまよいます。
一人称視点で進行するアクションRPG。
敵に遭遇するとシームレスで戦闘が開始、画面をスワイプすることでなぞった軌道に合わせて斬撃を繰り出すことができます。敵の行動パターンを把握して弱点を切り付けましょう。
敵は複数同時に出現することも。攻撃しようとする敵を斬撃やスキルを使って妨害したり、攻撃をはじき返したりなど闇雲に攻撃するだけではなく立ち回りを考える戦略性も必要です。
良かった点・悪かった点
○:完成度の高いタッチ操作による戦闘
敵シンボルは固定となっており接触することでシームレスに戦闘へ突入。戦闘はリアルタイムで進行するアクション性の高いものとなっており、画面をスワイプするとその軌道がそのままサーシャの斬撃となり敵を切り付ける事ができます。
切り刻んだ時のエフェクトも相まって非常に爽快感があり、タッチ操作を上手くゲームに取り込んでいます。
○:戦略性のある戦闘
戦闘では適当に攻撃しても勝利することはできません。
敵は常に棒立ちではなく防御態勢を取る事があるので弱点部位を正確に狙う必要があったり、画面下側に表示されるアクションゲージが溜まると攻撃を仕掛けてくるので敵の攻撃と反対方向へスワイプしてはじき返して無効化したり…、といった風に上手く立ち回る必要があります。
また、四方を囲むような形で敵が出現することも。
攻撃・防御ともに視界に捉えている方向の敵に対してしか行えないので、敵のアクションゲージを参考に攻撃対象を切り替えながらどの敵と対峙するかをリアルタイムで判断することになり、慌ただしくも面白い戦闘となっています。
×:慣れると少し単調
戦闘は爽快感と戦略性のバランスが取れていてとても良い出来ではあるのですが、敵の種類はそこまで多くないので行動パターン(~回攻撃したら防御の方向を変えるなど)はすぐに把握でき、簡単に対処できるようになってきます。
複数の敵との戦闘、敵にバフスキルがかかっている、時間制限のある空中や継続ダメージを受ける毒ガスがある中での戦闘など色々な味付けがなされてはいますが、終盤になると戦闘が少し面倒だなぁ…という感覚がありました。
×:移動が面倒
本作のマップ探索は簡単なパズル要素が用意されています。
何かギミックがある場所にはマップで?マークなどが表示されるのでストレスなくサクサク進めることが出来て良い味付けとなっています。
ただシナリオを進めることで習得できるスキルを使うことで新たな道が開けるポイントが存在するので、収集物などをコンプリートしたい場合は序盤に行った事があるエリアに再び向かう必要があるのですが、ワープ機能がないので歩いて現地へ向かうことになるのでちょっと面倒な気がしました。
まとめ
- タッチ操作を上手く使った爽快感・戦略性のある戦闘
- 独特なビジュアル
- 通しで遊ぶとちょっと疲れる
初見・攻略情報無しでも6時間掛からずにコンプ・トロコンできました。ボリュームはゲーム性を考えると長すぎず短すぎずの丁度良い塩梅だと思います。
売り上げランキング: 2
形見取りに行くところの空中戦は擦りまくりでしたね
自分のVitaは初期型なんでイカれやしないかとひやひやものでした
というか1回エラーで落ちましたし