2017年7月にPSPlusフリープレイとして提供されたVita用ソフト『@SIMPLE Vシリーズ Vol.2 THE 逃走ハイウェイ フルブースト ~名古屋-東京 激走4時間~』をプレイしての感想、レビューなどを書いていきたいと思います。
内容
@SIMPLE Vシリーズ Vol.2 THE 逃走ハイウェイ フルブースト ~名古屋-東京 激走4時間~
ディースリー・パブリッシャー | |
カーチェイスアクション | |
Vita | |
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本作は2004年にPS2で発売された『SIMPLE2000 THE 逃走ハイウェイ』のリメイク作品となっています。
ちなみに2006年には続編の『逃走ハイウェイ2』も発売されました。
ゲーム概要
主人公は”自称”日本一の名探偵「大河原 源九郎」。
ある日彼の元に東京の女性弁護士から依頼が舞い込みます。
「ある大物政治家から汚職の罪をなすりつけられたので助けて欲しい」と頼まれた源九郎は彼女の無実を証明する証拠を集めました。
しかし裁判当日に全ての証拠品が大物政治家の手によって事務所から持ち出されてしまいます。
証拠を持ち出した車は東名高速を東京方面と走っていくので裁判開始までの4時間以内の間に証拠品を回収しつつ東京へ向かえ!
というストーリーです。
車乗り放題、奪い放題のカーチェイスアクション!
乗用車からトラック、警察車両といった全ての乗り物に乗り換えが可能です。
警察の激しい追跡により車が大破したり燃料切れを起こした場合は他の車を拝借しましょう。
高速道路でのカーチェイスアクションとなっているためレースゲームとしては比較的シンプルな作りですが、警察の追撃から逃れるために車の間をすり抜けていくといったプレイは普通のレースゲームではあまり見られない光景です。
良かった点・悪かった点
○:メチャクチャで笑える
異常に脆く爆破しがちな車、源九郎を止めるために民間人の車に追突しながら何の迷いもなく驚異的なスピードで壁に激突して妨害に図るパトカー、ダミーバルーンに気を取られてしまう警官など全体的にバカバカしいゲームとなっています。
「東京~名古屋間を本当に4時間掛けてハイウェイを爆走する」というこれぞSimpleシリーズといった感じのノリと内容ですね。
目の前で汚職事件どころではない大事件が発生しているのですが…。
追尾性能が高い警官たち。
盗まれた証拠品を持つ車を見つけたら車を破壊して奪い返しましょう。正義のためには仕方ないね。
無敵状態になるとご機嫌な音楽と共に虹色に輝き出します。
×:流石にメチャクチャすぎる
流石にちょっといい加減過ぎないかなぁ、という場面が幾つか存在します。
例えばトンネル内部でキャリアカーを使って大ジャンプをした際、結構な確率で亜空間へ飛ばされ爆発四散! → GAME OVERという流れが発生します。
トンネル以外の場所で行うと見えない壁に阻まれてコースアウトすることはあまり無いのですが(0ではない)、ゲームオーバーになると残り時間が10分もマイナスされるという厳しいペナルティがあるのにこの仕様はちょっと…って感じですね。
×:割高な価格
本作は1800円という価格で販売されています。
ダウンロード販売でインディーゲームを始めとした良質な作品が低価格で遊べる昨今、約3年前という発売時期を考慮してもこの価格はかなり割高と言わざるを得ません。
まとめ
- バカバカしい楽しさがある
- ちょっと単調すぎる
フリープレイとしてちょっと遊ぶ分には良いけど1800円程の価値があるかはちょっと疑問ですね。
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トロコン情報ではないのね