アマラー復活キタコレ!
「キングダムズオブアマラー:リレコニング」
THQ NordicがアクションRPG「Kingdoms of Amalur: Reckoning(キングダムズオブアマラー:レコニング)」のリマスター版となる「Kingdoms of Amalur: Re-Reckoning(キングダムズオブアマラー:リレコニング)」を8月18日にリリース予定であることが、Microsoft Storeより明らかとなりました。
本リマスター版は全てのDLCを収録、リマスターによるゲームプレイやグラフィックの向上を特色としています。
「Kingdoms of Amalur: Reckoning」とは
「Kingdoms of Amalur: Reckoning」はゲームのストーリーと世界観を作家のR.A. Salvatore氏が、ゲームアートを「スポーン」シリーズで知られるアメコミ作家Todd McFarlane氏が、ゲームシステムのデザインを「The Elder Scrolls IV: Oblivion」のリードデザイナーであったKen Rolston氏が担当するという、豪華メンバーが集結して作られたシングルプレイのアクションRPGです。
本作のオリジナル版は、メジャーリーグで通算216勝を挙げた名投手”カート・シリング“氏が設立したゲーム会社”38 Studio“が製作しています。アマラーをリリースして数か月後に倒産したことでも有名ですね。今回のリマスター版は「Darksiders」のリマスターなどを手掛けたKaikoが開発を担当しているとの事です。
「38 Studio」とは
38 Studioは元メジャーリーガー”カート・シリング”が設立したゲーム会社です。彼は元々コンピューターゲームやボードゲームのファンであり、MMORPG「EverQuest」にドハマりするなどかなりのゲーム好きとしても有名です。
そんなゲーム趣味が高じて2006年に「Green Monster Games」というゲーム会社を設立しました(後に自らの背番号にちなんだ「38 Studios」という名前に改名)
彼は当時「World of Warcraft」を越えるような理想のMMORPGを作りたいと明言していましたが、世にリリースしたのは「Kingdoms of Amalur: Reckoning(アマラー)」1本のみで会社を畳むことになってしまいました。
倒産に追い込まれるほどアマラーがまったく売れなかったのかと言うとそうではなく、ゲーム自体も目標に掲げた300万には大きく届かないものの130万本以上の売り上げを記録しています。新規IPとしては十分上出来な数ではないでしょうか。
ゲーム自体の評価も良好であり、私自身もスパチュンからリリースされたPS3版をプレイしていますが、スピーディーな戦闘や豊富な育成バリエーションなどが特徴のアクションRPGとして中々良く出来ていた印象を持っています(基本戦闘中心だったりサブクエが多く単調な部分もありましたが…w)
では何故倒産したかというと無茶な会社経営が原因だと言われています。
ゲームを1本もリリースしていない時から従業員を豪華ディナーに招いたり個人用の新型PCを配ったり、従業員数を200人に増やしたりなど、中々無茶なことをしまくっています。彼は5000万ドル以上の個人資産を会社に投じていたようですが、流石にそんなことを繰り返していたら資産は尽きてしまいますね。(最終的には1億5000万ドル以上の負債を抱えていました)
うおおお
オントロ無いから買って何年もずっと積んでいたゲームや!