2017年1月のPSPlusフリープレイとして提供されている、PS4「Everybody’s Gone to the Rapture™ -幸福な消失」をプレイしての感想、レビューを書いていきたいと思います。
Everybody’s Gone to the Rapture™ -幸福な消失
メーカー | The Chinese Room |
ジャンル | アドベンチャー |
ハード | PS4 |
イギリスのデベロッパー「The Chinese Room」によるPS4向けのアドベンチャーゲームです。
ゲーム概要
1984年、イギリスのシュロップシャーにある農村から住民や滞在者が全員消失した。プレイヤーは誰もいなくなった村“ヨートン”を訪れ、色々な場所に残された、人々の“想い”を見つけだしてゆく。消失した人々の“想い”を聞くことにより、“世界の終り”の謎を解き明かし、終末のドラマを再び体験するアドベンチャーゲーム。
プレイヤーは人々が消失した村”ヨートン”に残された記憶を辿り、自分が消失するまでの時間を過ごします。
美しいグラフィックで再現された1980年代のイギリスの農村を探索し、残された記憶の断片を見つけてこの村で何が起きたのか、人々の想いを見つけましょう。
良かった点・悪かった点
○:美しいビジュアルとサウンド
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本作の特徴はグラフィックとサウンドによる、何とも言えない儚い雰囲気でしょう。
人が一人もいない村を探索し、風景を眺めるだけでも結構楽しめます。
環境音も凄いと思った。
○:儚い、不思議な雰囲気
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プレイヤーはイギリスの田舎村で起きた事件を追体験するという形で、何が起きたのかを調べていきます。
このゲームには人が登場しません、そこにあるのは直前まで人が住んでいたかのような痕跡と人々の想い、記憶だけです。
田舎町の空気感、人がいなくなった奇妙さなどが良く表現されています。
×:移動速度が遅い
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各所で言われている事ではあるのですが、とにかく移動速度が遅いです。
本作をプレイする前から「遅い」という情報は目にしていたのですが、実際にプレイすることでほとんどのプレイヤーが遅いと言っている理由が良く分かりましたw
せっかちな人は絶対に耐えられないレベルですw
ゲームの雰囲気として全力ダッシュするのも違うとは思いますが、やっぱり遅いですよね…。
あと移動速度の遅さが気になる要因として、「移動速度に対してマップがデカ過ぎる」があると思います。この移動速度が譲れないなら、少なくともマップの大きさを調整するべきじゃないかなぁ。
まとめ
- 雰囲気、グラフィック、サウンドは高感触
- 考察することが好きな人向け
- 移動速度の遅さが致命的
- 明確な答えが欲しい人には×
プレイヤーの行動によってストーリーが変化するゲームではなく、謎解きといった要素もないのでゲーム性は低いです。
探索して、村で一体何が起きたのかを考え、想像して楽しむゲームです。
フリープレイとしてならば、遊んでも損はしないと思います。
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教会(夜)を出たところで迷うこと2、3分(汗)
あそこだけ光粒不足な気がしました。