2017年3月にPSPlusフリープレイとして提供されたPS4用ソフト『アスタブリード』をプレイしての感想、レビューなどを書いていきたいと思います。
アスタブリード
メーカー | えーでるわいす |
ジャンル | 2.5Dシューティング |
ハード | PS4 |
公式サイト | 公式サイトへ移動 |
ゲーム概要
同人サークル“えーでるわいす”の同人ゲーム『アスタブリード』がついにPS4に登場!
異星と地球の技術が融合した宿命の機体“クロスブリード”を操り、ド派手に、スタイリッシュに戦場を駆け抜けろ。ノンストップでゲームプレイが変わり続ける怒涛の展開。縦・横・奥、シームレスにつながる、2.5D の遊び心地。シューティングの新時代が、ここからはじまる!
難易度の調整やPS4向けの操作方法で作られた「アレンジモード」など、シューティング初心者にも遊びやすいつくりとなっています。
良かった点・悪かった点
○:爽快感のあるゲーム性
グラフィックは同人とは思えないクオリティ、演出などもかなり力を入れているなと感じました。
本作は攻撃手段であるショット、ブレードでそれぞれに対応した敵の攻撃を打ち消すことが可能です。なので従来のシューティングのように”避ける”のではなく、”敵弾もろとも破壊”していくタイプのゲームとなっています。
○:STG初心者にも遊びやすい作り
本作は残機制ではなくライフ制が採用されています。
このライフは一定時間ダメージを受けなければ回復していくため、そこまで完璧なプレイが求められないので初心者でもクリアを目指しやすいゲームだと思います。
また先ほど説明したように、敵弾の大半は自機の攻撃で打ち消すことが可能なため、弾幕の中をかいくぐるといった回避テクニックが要求される場面は少ないです。
一定時間無敵になったり大ダメージを与えられるいわゆるボム的な攻撃手段も「時間経過&敵弾を消す」といったことで復活するので積極的に使用する事が可能です。
STGは覚えゲー的な側面が強いのですが、アスタブリードは大半の敵弾は打ち消すことが可能なので、おのずと事前に対処を考えなければならない(覚えていなければならない)場面は限られてきます。
- 消すことが出来ない赤弾を撃つ敵が出現
- 打ち消しきれない量の弾を放つ大型の敵が出現
出現と同時に張り付いて即座に倒す、やり過ごせる場所を探す、EXアタックを使うなど
出現と同時に張り付いて即座に倒す、EXアタックを使うなど
こういった覚えゲー的要素は初見時こそ理不尽に感じますが、覚えて対処を決めてしまえばアドリブを要求されないため、練習が上達に直結します。
×:ストーリーを多少理解しづらいかも?
個人的には全6ステージ構成という短い期間の中で良くまとめられているとは思いますが多少早足かな、という気がしないでも無い。
一応エクストラメニューで年表などを見ることで補完する事が可能です。
×:オリジナルモードの操作性
PC版準拠のオリジナルモードは非常に操作しにくいです。
トロフィー攻略
本作のトロフィーの中で一番?難易度の高い『超人』(難易度ハードで総被ダメ50000以下でクリア)も大半の場面はブレード、ショット、ロック攻撃を適当に連打すればダメージを受けることは少ないので、それでは通用しない場面の把握・対処とボス戦を重点的に練習が重要です。
ブレードを効果的に活用するためにかなり前の方に出て戦う事が多いです。基本的には先手必勝を心がけましょう。
まとめ
- 避けることより破壊を重視したゲーム性
- その場コンティニュー・ライフ制といった初心者でも遊びやすい設計
低価格ながら完成度は高いと思います。
弾幕の隙間を縫うように進むのではなく、豪快に打ち消していくというスタイルが魅力のゲームですね。
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