※情報源はBloombergです
【噂】SIEが「Xbox Game Pass」のサブスクリプションサービスを計画?
BloombergはSIEが新たなサブスクリプションサービスを計画していると報じました。(記事を書いたのはJason Schreier氏)
そのサブスクの内容ですが、Microsoftの「Xbox Game Pass」に対抗したサービスになるとの事。
このサービスのコードネームは「Spartacus(スパルタカス)」。
ユーザーは月額料金を支払うことで新旧ゲームにアクセスすることが出来るようになり、PS5とPS4に向けて来春から提供されるだろうと語られています。
既存のサブスクサービス「PlayStation Plus」と「PlayStation Now」ですが、春に予定される提供開始時に統合される見通し。
PSPlusはブランドを維持しつつPSNowブランドは段階的な廃止が示唆されています。なお後述しますが、SpartacusにはPSPlusサービスも含まれるとのことです。
個人的注目はクラシックゲーム
このプロジェクトの資料には3つの段階が記載されています。
1段階目には既存のPS Plus特典(オンラインマルチプレイやフリープレイ)、2段階目はゲーパスのようにPS4やPS5ゲームカタログにアクセスできる、3段階目では拡張版デモ、ゲームストリーミング、PS1/PS2/PS3/PSPのクラシックゲームのライブラリへアクセス可能となるようです。
- 既存のPS Plus特典
- PS4、PS5ゲームカタログへのアクセス
- 拡張版デモ、ゲームストリーミング、PS1/PS2/PS3/PSPのクラシックゲームのライブラリへアクセス
注目はやはりクラシックゲームライブラリの導入でしょうか。
最近は後方互換性がいまいちなPSプラットフォームにおいて、昔のゲームを現行機でプレイ出来るようになるのは非常に魅力的ですね。
ソニーは今年の3月に昔のゲームやエミュレーターで動作するゲームにトロフィーを追加する特許※1を取得しているので、この特許がSpartacusへの布石だったと考えれば割と辻褄は合うのではないでしょうか。
※1 エミュレータで動作するゲームにおいて、ゲームの中身に手を加えることなくトロフィー機能を付与出来る
雑感
サブスクは一定額支払うことで沢山のコンテンツを享受できるためユーザーにとって有難いサービスといった印象がありますが、実際には企業側のメリットが大きいです。
売れた瞬間だけ売上が入る買い切りとは異なり、ユーザーから毎月一定の額を 搾取し続ける 得ることが出来て収益が安定しますし、利益の予想もしやすいです(大金をかけて作ったけど売上が振るわなかったとかが無いので)。
基本的にはお得なサービスですし、月額で見れば支払いもそれ程大きなものではならないので、利用者も増やしやすいと思われます。
SIEはPSPlusでかなりの営業利益を挙げていますし、こういったサブスクに力を入れる可能性は大いにありそう。
個人的には昔のゲームにトロフィーが付いて遊べるのはトロフィー厨的に最高なので、是非とも本当であって欲しい所です。
SIRENできるかな…