悲しみ
ADV「シロナガス島への帰還」のSwitch版発売直前にオリジナル版開発者が多くの問題点を指摘するという事態に
PC版で高い評価を得ているADV「シロナガス島への帰還」。
2022年11月17日に本作のニンテンドースイッチ版がリリースされるのですが、本作に関して多くの不具合が出ていることをオリジナル版の開発者”鬼虫兵庫”氏が報告しています。
おいおいおいおいおい、これSwitch版テストプレイ一回もしてないでしょ。単純なミスの箇所が多いのはまだ許せるけど、普通にプレイしてたらわかるSEの当て間違い(不釣り合いな鳥の飛び立つ数秒の効果音が朝のシーンで延々とループ再生される)とか残ってるのは、流石にキレるわ。仕事が雑すぎる。
— 鬼虫兵庫 Hyogo Onimushi (@ONIMUSHI_HYOGO) November 15, 2022
発売直前になって多数の不具合を発見
「シロナガス島への帰還」は絶海の孤島・シロナガス島を舞台に、探偵の「池田戦」と助手「出雲崎ねね子」が殺人事件に挑むというミステリーADV。今年発売されたSteam版は9万本以上のセールスを達成し高い評価を得ています。
2021年に実施されたクラウドファンディングでは目標額の1323%を達成し、井口裕香さんなどを始めとする豪華な声優陣を起用したフルボイス化などが施されたSwitch版がリリースされることとなっていました。
そんな本作ですが、鬼虫兵庫氏が送られてきたニンテンドースイッチ向けのパッケージ版をプレイした所、「選択肢が消えない」「SEがおかしい」「BGMが消えるべきタイミングで消えない」など様々な不具合を発見したとの事。
テスト機(公式ゲームプログラム以外も動かせるやつ)送る送るっていわれてたけど、一向に送られてこなかったんで、そもそものテスト環境自体がなかった。なので仕様の打ち合わせと進捗の報告と、不足している素材をこちらから送るのが主になってしまって土壇場まで内容の精査が出来なかった。
— 鬼虫兵庫 Hyogo Onimushi (@ONIMUSHI_HYOGO) November 16, 2022
原作者の鬼虫兵庫氏はSwitch版に合わせてアップデートされるSteam版を制作しており、Switch版の開発はroom6が担当。
room6側から送ると言われていたテスト機が送られてこず、開発中にSwitch版のテストをさせてもらえなかったため発売直前となってようやく問題に気付いた…という事情があるようです。
対応について
この度はroom6移植タイトル『シロナガス島への帰還』Nintendo Switch版について、大変ご迷惑をおかけしております。
現在、鬼虫兵庫様・任天堂様と対応策を検討しながら、開発チームと原因究明を進めております。また、本件大至急お問合せ窓口を準備中です。お待ち下さいませ。申し訳ございません。— room6 (@room6_pr) November 15, 2022
room6側はこの件に関して対応を進めているとコメント。原因究明を進め大至急お問合せ窓口を準備中とのことです。
クラファンで支援した身としては大変残念な話なのですがちゃんとバグの対応はするようなので、プレイ予定の方はすぐにプレイせずアップデート配信を待つのが良さそうですね…。
自分もクラファン組です
アレだけ集めといてテストプレイに費やさないのはメーカーとしてちょっといただけない
どこに消えたんだろうか・・・