本当にディスガイアをアクションにしただけ
「凶乱マカイズム」をプレイしての感想
基本情報
| 日本一ソフトウェア | |
| アクションRPG | |
| PS5Switch2Switch | |
| 2026/1/29 |
本作は日本一ソフトウェアの新規IPとなるアクションRPG。
同メーカーの看板作品である「魔界戦記ディスガイア」シリーズでおなじみである原田たけひと氏がキャラデザ、音楽に佐藤天平氏というまさにディスガイアな布陣となっているのですが、ゲーム内容の方もレベルが9999まで上がる、ステータスボーナスを加えてレベル1から育成しなおしの転生、キャラや装備を強化するキャラ界・アイテム界といったディスガイアシリーズにある育成要素を取り入れたアクションRPGとなっています。

フルプライスなのに容量が1.57GBしかないけど気にしてはいけない!(不安)

本作の舞台は多様な悪魔が群雄割拠する広大な世界「魔界」の1つである傑超魔界。
この魔界を収める新米魔王ティシエルに主人公である傭兵エヌオーは呼び出され、今は亡きティシエルの父である前傑超魔王が作った始煌のプリンを謀反を起こした部下に奪われてしまったので取り返してほしい、という依頼を受ける…というのが本作のあらすじ。

ストーリーはギャクテイストでテンポよく進行。プリンを奪った部下たちの元へ向かい戦って取り返すというシンプルな流れを繰り返すだけですが、育成がメインのゲームでシナリオは正直オマケみたいなものだしライトに遊べるのでまぁいいかな…
それなりだけど気になる点も多いアクション

アクションパートでは攻撃範囲やアクションの異なる7種類の武器種から好きなものを使い、迫りくる敵と戦っていきます。
行動をジャンプやステップでキャンセルできるなど結構機動力のある動きが出来たり、技がクールタイム制でガンガン使っていけるなど評価できる点もありますが、攻撃が敵に誘導しないので武器によっては当てにくかったり、攻撃中での向き調整にやや違和感がある、当たり判定がいまいち掴みにくい、などなど全体的にみるとアクションはやや癖があります。普通に遊べるレベルではありますが深さはなく、改善の余地はそれなりにありそう。


ちなみにプレイアブルは主人公のエヌエーのみ。お供として捕縛したモンスターを育成・戦闘に連れていくことは出来ますが操作は出来ません。せっかくキャラがカワイイのにおっさんしか使えないのは結構残念。

単純作業だがつい没頭してしまう育成要素

育成面はまんまディスガイアという感じでレベル9999や転生、装備を強化できるアイテム界、装備に装着できるイノセントなど本家でおなじみのシステムが登場します。UIなども大体そのままなので、ディスガイアシリーズ経験者ならすぐに理解できるでしょう。
育成のサイクルスピードはテンポが良く中毒性は高め。敵を倒してキャラや装備のレベルを上げる→より強い敵と戦い新たな装備を手に入れたら再び強化…という、言ってしまえば同じような作業の繰り返しなのですが、黙々と遊んでしまう魅力は本作でも健在です。
単純作業だけどたまにこういうのをやりたくなるんだよなぁ


値段の割に流石にボリュームなさすぎ
本作で一番気になるのは価格に対してのボリュームの無さ。プラットフォームにより価格は多少異なりますが、PS5とSwitch2版は9,020円となかなか高めなお値段です。
まずメインストーリーに関しては4時間弱で終わります。育成がメインでシナリオはぶっちゃけオマケとは言え、流石に定価9,000円越えのゲームにしては薄すぎでは…?
ジャンルがアクションだから1ステージにかかる時間が短くなっちゃっているんだろうけど…w
とは言えディスガイアにおいてメインストーリーなどチュートリアルみたいなもの、クリアしてからが本番だ!と擁護したい所なのですが、そのやり込み面においても正直薄味。30時間ちょいでHP以外のステータスはカンスト出来てしまいます。
ステータスの桁数が足りないっていうのもあるのですが、個人的にはもう少し育成要素を増やして欲しかったです。

戦闘がアクションなので、アイテム界などもかなりサクサク周回出来る分全体の進みが早くなってプレイ時間が短くなっちゃうのは利点でもあるし理解できるけど、流石にもう少し遊べる要素が欲しかったかなぁ
あとは図鑑埋めくらいしかないけど、そんなに楽しくなさそう
アクションならではの捻りがない

1作目ということもあって手探り状態なのだとは思いますが、ジャンルをアクションにしたことならではの要素がちょっと弱いです。
例えば各攻撃やステップなどのアクションにも熟練度をつけて使い込むと性能が強化されるみたいな、いろんなアクションを使いたくなるシステムを搭載して欲しかったです。
火力に関しては育成でどうにでもなるので、結局は当てやすい・範囲が広いなどの扱いやすい攻撃しか使わなくなっちゃうんですよね。使い込むと性能が進化するみたいなことが無いので、色々使ってみようという気にもならないんだよなぁ
アクション体験が最初の5分くらいからずっと同じだからね…。
まぁ開発コストの問題といった事情もあるのでしょうが

武器熟練度で攻撃速度とか少し早くなっている?かとは思うのですが、攻撃範囲とかもっとインフレさせてもいいんじゃないかな感はありますね
その他気になる点
- ストーリーでのステージ攻略中に発生する会話がボイス無し(フルプライスなのに…)
- ステージデザインがいまいち(アクション的に楽しさがない、余計な障害が少ないアイテム界の方が良い)
- 修羅次元への導線がない(解放の仕方のヒントが多分無い、日本一作品初見の人はちょっと困りそう)
- PS5版はたまにフリーズする(ゲーム全体の動作は良好なので、ここは直してほしい)
まとめ

- ディスガイアのような育成要素は楽しく中毒性はある
- アクションな事もあってゲーム全体のテンポは良い
- キャラはカワイイ(主人公おっさんだけど)
- ストーリーは薄味で超短く、育成などのやり込み要素も天井が低い
- アクションゲーならではの捻りが無さすぎる
育成自体は楽しくてアクションゲーになったことで全体のテンポも良く、ゲームとしてつまらないわけではないのですが値段の割に遊びの幅が狭いかな。これで定価が4,980円位ならまぁ許せるかって感じだけど…
あと結局面白い部分はディスガイアを踏襲した要素で、マカイズムならではの要素がちょっと薄味すぎる。
ディスガイアシリーズのマンネリを打破するためにこういったアクションゲーを作ってみたのかなとは思いますが、ただ単にディスガイアをアクションにしただけで、冒険をしない実験作みたいな何をしたいのかが良く分からないという印象です。
次回作があるなら、今回のノウハウを活かした作品になることに期待したいですね




コメント
大変参考になる記事でがす
PVに出てきた露出度の高いお姉ちゃんが気になってたんで、プレイアブルが
おじさんだけ&高価格&ボリューム不足のジェットストリームアタックで
回避せざるをえない
日本一はもはや固定のニッチ層に向けて商売してるのかもしれないけど、
それにしたって何をどうやってその価格設定なんだってわりと毎度思う
ユーザーに時節のお葉書出すのに金かけすぎてるのでは…
PS時代にアンケート出しただけなのにいまだにハガキ送ってよこすのは
見上げたものがあるけども…!
年賀状とか暑中見舞いをちゃんと送ってくる精神は凄い!
ゲームの方はもうちょい頑張ってほしい!
日本一のゲームはクソゲーというのはほとんどないけど、特に昨今は“価格相応のクオリティに達しない”だと思う。
2~3000円台なら買おうかな、と思うけどフルプライスでインディーズ並みのボリュームやクオリティだととても定価で買おうとは思えない;
やりこみというのは各自で見いだす物であって、決して“だらだらと虚無作業を延々と繰り返すやりこませ”じゃない。
それはさておきインディーセール来てますよ。今記事書いてるかもだけどw
ぱっと目を引いたのは(バ)イオプロトタイプかなぁ。アーサーのやつは日本語対応してたら買ったかもだけど。
しかしケムコってインディーズなのか・・・?
日本一価格ですからねぇ。下手に値段を下げるよりも高めの値段で固定ファンに買ってもらう方針なのかもしれないけど、ちょっと割に合わない感あるんだよなぁ
セールはちょっと忙しくてまだ出せませんw
記事投稿お疲れさまです!
1.57GBで草ァ!この前やったPORTAL DUNGEON Goblinとほぼ一緒だあ・・
定価9000円で薄い内容(4時間)・・しかも困った時のすごろく形式・・この調子だと今度出るシミガミ姫もボリューム薄そう・・(不安
こういう育成要素は、ハマるのわかりますねえ・・理解し効率が良くなるとインフレしてくるのが楽しいやつ。
KEMCO系のRPGなどでは良くあるから、ついつい買ってしまう要素の1つではある。
すごろく要素がダメって訳じゃないけど、あれって大半戻れない事が多いから狙ってるマスがあったとして過ぎたらまたもう1度やらなきゃならなくなるって事もあって嫌になるんですよねw(収集要素があると余計に)
最近の日本一もコンパもどーしてしまったんだか・・値段設定と内容が全然嚙み合っていないですよね・・新作出る度に発売日に買うユーザーが警戒して減って行っていくだけだと思うんだが・・(カルマ
上層部が”短い期間と低コストでゲームを作れ”って言ってるのかも知れないですねえ・・w
数を出していかないといけないって言うなら、KEMCOやカイロソフトとかを見習ってほしいなあ・・って思う。
特別美麗グラフィックでもなく、毎回お馴染みのグラフィックでしっかり遊べてリーズナブルな値段。
今の時代、お手軽な値段でシンプルに遊べるゲームがウケる事が多いので(スイカゲームなど)もうそういう方向で制作していってほしいかなあ・・
日本一とコンパにはそういう方面で頑張ってほしいなって思ってますねぇ・・まあ無理だろうけどw
育成は面白いのですが、定価の割に内容が足りないといういつもの日本一という感じですね
すごろくはカラミティエンジェルズと比べればマシなのでセーフ(低いハードル)
ととねこさんのクッソ広いストライクゾーンに惚れますねえ!
だからこそいずれ「どんなゲームなんだろw」ってやってみたくなるんですよねえ・・ただし安くなってからな!( ゚Д゚)
最近やっとサルベーションが2000円切ったぐらいなんでFF16の相場1600円ぐらいになったら買ってみようと思ってたりはしますw
カラミティもそれぐらいに早くならないかなあ・・(´ω`)
次の日本一 ダーケストなダンジョンのレビューもヨロシクね!
ちょっと買うか分からないですね(撤退)
SRPGがとにかく苦手な脳筋な私としては、アクション版ディスガイアと聞いて、また、エヌエーの程よいオッサン感に惹かれて買いましたw
確かに本筋は短いですが、アイテム界がほんとに中毒的に楽しいですw
フルプライスの価値あるか?っていうと確かに悩んでしまうのですが、ちょっとプレイが気づいたら3時間はハマってしまうので、個人的なハマりっぷりから言えば、買って損は無かったなと思います。
ただ、割と序盤でチート屋でパラメーターいじると高確率でホームに戻れるバグなのか仕様なのか…フリーズが起こるのは何とかして欲しいですね…
ズルはダメなのだ!ってティシエルに言われてるような気もしますが…^^;
育成自体は楽しいしアクションなので気軽にサクサク遊べる点はいいですよね。
ただジャンルをアクションにした事の意味というかシナジーが無いというか、そこが気になりましたね。
まぁただジャンル的に一作目ですしポテンシャルはあると思うので、次回作なり同じようなアクションRPG形式の新作に期待したいと思います
今度出るほのぐらしの庭はボリュームありそうだがどうだろうねー
日本一で唯一気になってるゲームですがレビュー待ちます!
ボリュームはどうなんですかねぇ…
レビュー待ってました!
悪い予想が当たっちゃった感じですね
こういうのはボリューム水増しするために同じステージを別キャラ、別ストーリーでやらせるのがコスト削減という開発費事情と両立させる定番戦略だと思うんです
ニーアオートマタとかデュープリズム(古すぎ)とか
せっかく魅力的な汎用キャラ、魔物キャラがたくさんいるのにマジでもったいないと思います
一回キャラモデリングとモーション作ればシリーズ化とか他ゲーにも転用できるしいいと思うんですけどね〜
外注コスト的に絶対無理とは思いますがオメガフォース開発のディスガイア無双とかやりたいですねえ〜
まぁ次回作以降に期待ですかね、もうちょい煮詰めていけば結構良い感じにはなりそう