ドーモ、シャドウ=サン
ととねこのゲーム紹介所・第22回 PS4/PS5/Switch/XB1『サイバーシャドウ』【レビュー・感想】
- ディストピアな世界観のサイバー忍者アクションゲーム(DL版専用)
- フィンランドの個人開発者により制作されていましたが、「ショベルナイト」で知られるYacht Club Gamesのラブコールにより共同開発として進められることに
- 国内の販売はインティ・クリエイツが担当
Mechanical Head Studios / Yacht Club Games / インティ・クリエイツ | |
アクション | |
PS4PS5NSWXB1 | |
2021/01/26 | |
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PS4/PS5版はセット販売。2つのバージョンでトロフィーも2倍だな
Switch版はamiiboに対応。
XBox版はゲームパスに対応!
概要
「サイバーシャドウ」は人口生命体に支配され廃墟と化したメカシティを舞台に、主人公の忍者「シャドウ」が捕らわれた仲間たちやマスターの救出を目指して様々なステージを攻略していくアクションゲームです。
見た目からビンビン伝わってくると思いますが、「忍者龍剣伝」を筆頭に80~90年代作品の影響を強く受けていることが窺えますね。
アクションに関しては序盤はメインウェポン「カタナ」とジャンプのみというシンプルな構成ですが、ゲームを進めていくごとに手裏剣や下突き、壁滑りやダッシュなど様々なアクションを習得していく作りになっています。
基本的にはステージクリア型のACTなのですが、序盤ステージには後半で習得出来るスキルを使うことで突破出来る場所が幾つかあり、その奥には意味深なエリアや強化アイテムが配置されているという探索要素もあります。
ですがメトロイドヴァニアという程のものではないので、探索要素に期待し過ぎると肩透かしを食らうかもしれません。
ゲームの難易度としては比較的高めです。とは言え定期的に中間ポイントが設置されているのでリトライ性が高く遊びやすいですね。また残機の概念はないので何回死んでもOK。汚いなさすが忍者きたない。
各場面のギミックや敵配置には製作者の意図が感じられ、適切なアプローチを取ればスムーズに進めるようになっているため理不尽な場面もほとんどない印象です。
また中間ポイントでは、敵やオブジェクトを破壊した際に入手出来るポイントを消費して霊力(特殊アクション時に消費)回復やオプションアイテムの追加入手が可能。
オプションアイテムはその先を攻略するのに適したものが設置されているので、アクションが苦手な場合はポイントを稼ぎ設備の機能を開放しながら進めていくと良いでしょう。
特定の条件を満たすと獲得出来る功績という要素もあります。
腕に覚えのあるプレイヤーはコンプリートを目指しましょう。
カッコいいドット絵・BGM
多重スクロールや滑らかなアニメーションなど、美しいドットで描かれたグラフィックは圧巻。ゲームを盛り上げる8ビットテイストの音源で構成されたチップチューンサウンドも素晴らしい出来ですね。
気になる点
操作に関する説明
操作に関しての説明やチュートリアルが少し足りないような気がします。
例えばダッシュ。このスキルを習得した際に操作説明として方向キーを2回連続で押すと発動出来ることは提示されるのですが、R1ボタンを押しても発動出来るということはオプションのキーコンフィグ画面を開かないと確認出来ません。
下から上に飛び乗ることが出来る薄い(という表現でいいのかな?)足場。アクションゲームをよくプレイするユーザーならば、上に乗った状態で下を押しながらジャンプすれば下に飛び降りれるということはすぐに察せると思いますが、その操作方法はゲーム内で提示されていないので人によって少し詰まってしまう場合があるかもしれません。
まとめ
PS4「サイバーシャドウ」プラチナトロフィー獲得。
サイバーなニンジャが奮闘する8bitスタイルのアクションゲームです。面白いしBGMがカッコいい。トロフィーは初期HP/SPクリアが少し難しいかな。
ボスはパターン化しやすいので楽ですが道中がツラい pic.twitter.com/pdFdC2bcYS— ととねこのゲーム攻略所 (@totonekonet) January 27, 2021
- 硬派な2Dアクションゲームが好きな人
- ニンジャ
レトロスタイルな作品ですが現代的な要素も組み合わさった、良作2Dアクションゲームです。
この手の作品が好きな人なら買いだと思います。
こういう記事好きですわー
龍剣伝好きにはたまりませんね
クロスバイ?プラチナ2個はおいしいです!